和暦と西暦の早見表と覚え方(明治〜令和)
役所の書類や履歴書、古い証明書では、いまも和暦(元号)が使われます。そのたびに「平成は西暦から何を引くのだっけ」と迷う方のために、明治から令和までの早見表と、足し引きだけで換算できる覚え方をまとめました。年の途中で元号が変わった年(1912・1926・1989・2019年)の注意点も、あわせて確認します。
作成: くらしの道具箱(個人運営) 最終確認日: 2026年11月6日 連絡先: [email protected]
明治から令和までの早見表
5つの元号の始まりと終わりを、次の表にまとめます。「換算」の列は、和暦の年(n)を西暦に直す式です。
| 元号 | はじまり | おわり | 和暦n年を西暦にする式 |
|---|---|---|---|
| 明治(めいじ) | 1868年(旧暦9月8日に明治と改元) | 1912年7月29日(明治45年) | 1867 + n |
| 大正(たいしょう) | 1912年7月30日 | 1926年12月24日(大正15年) | 1911 + n |
| 昭和(しょうわ) | 1926年12月25日 | 1989年1月7日(昭和64年) | 1925 + n |
| 平成(へいせい) | 1989年1月8日 | 2019年4月30日(平成31年) | 1988 + n |
| 令和(れいわ) | 2019年5月1日 | (現在も続いている) | 2018 + n |
元号は、元号法により政令で定められ、皇位の継承があった場合に限って改められます。大正・昭和・平成・令和の始まりの日は、国立公文書館の資料や、元号を改める政令の施行日で確認できます。改元の日付の詳しい経緯は、元号が変わる日(改元日)と、その年の呼び方で説明しています。
なお明治5年までは、日本では旧暦(太陰太陽暦)が使われていました。太陽暦(現在のグレゴリオ暦)になったのは明治6年(1873年)からです。明治5年以前の月日を西暦に直すには、専用の暦日換算が必要になります。
5年おきの和暦・西暦早見表
よく調べられる年を、5年おきにまとめました。年の途中で元号が変わる年は、その年の終わり(12月31日)に使われている元号で表示しています。
| 西暦 | 和暦(その年の12月31日時点) |
|---|---|
| 1945年 | 昭和20年 |
| 1950年 | 昭和25年 |
| 1955年 | 昭和30年 |
| 1960年 | 昭和35年 |
| 1965年 | 昭和40年 |
| 1970年 | 昭和45年 |
| 1975年 | 昭和50年 |
| 1980年 | 昭和55年 |
| 1985年 | 昭和60年 |
| 1990年 | 平成2年 |
| 1995年 | 平成7年 |
| 2000年 | 平成12年 |
| 2005年 | 平成17年 |
| 2010年 | 平成22年 |
| 2015年 | 平成27年 |
| 2020年 | 令和2年 |
| 2025年 | 令和7年 |
| 2030年 | 令和12年 |
2026年は令和8年です。この年に満60歳の誕生日を迎える人は、1966年生まれで、昭和41年生まれにあたります(1966 − 1925 = 41)。
足し引きで換算する覚え方
早見表がなくても、次の2つのコツで換算できます。
1. 西暦から和暦へ:元号ごとの数を引く
- 令和:西暦 − 2018(2026年なら 2026 − 2018 = 8 で令和8年)
- 平成:西暦 − 1988(2005年なら 17 で平成17年)
- 昭和:西暦 − 1925(1970年なら 45 で昭和45年)
- 大正:西暦 − 1911
- 明治:西暦 − 1867
2. 暗算しやすい形にする
西暦の下2桁だけで考えると、暗算が楽になります。
- 令和は、下2桁から18を引きます(2025年は 25 − 18 = 7 で令和7年)。
- 平成は、2000年代なら下2桁に12を足します(2010年は 10 + 12 = 22 で平成22年)。1990年代なら下2桁から88を引きます(1995年は 95 − 88 = 7 で平成7年)。
- 昭和は、下2桁から25を引きます(1964年は 64 − 25 = 39 で昭和39年)。1926年から1989年のあいだに使えます。
3. 和暦から西暦へ:反対に足す
令和n年は 2018 + n、平成n年は 1988 + n、昭和n年は 1925 + n です。たとえば平成20年は 1988 + 20 = 2008年、昭和50年は 1925 + 50 = 1975年です。
この覚え方でそのまま使えるのは、元年が1年目として数えられているためです(令和元年 = 2019年 = 2018 + 1)。ただし、年の途中で元号が変わった年は注意が必要です。次の見出しで説明します。
年の途中で改元した年の注意点
改元は年の途中で行われることが多いため、同じ西暦の年に2つの元号が出てくる年があります。
| 西暦 | 前の元号の期間 | 新しい元号の期間 |
|---|---|---|
| 1912年 | 明治45年(1月1日〜7月29日) | 大正元年(7月30日〜12月31日) |
| 1926年 | 大正15年(1月1日〜12月24日) | 昭和元年(12月25日〜12月31日) |
| 1989年 | 昭和64年(1月1日〜1月7日) | 平成元年(1月8日〜12月31日) |
| 2019年 | 平成31年(1月1日〜4月30日) | 令和元年(5月1日〜12月31日) |
たとえば「2019年3月」は平成31年3月、「2019年6月」は令和元年6月です。引き算の式をそのまま使うと、2019年はどちらの元号にも当てはまってしまいます。月日まで分かる場合は、上の表の境目の日付と見比べて判断してください。昭和64年は1月7日までの7日間しかなく、「昭和64年1月8日」という日付は存在しません。同じように「平成31年5月1日」という日付もありません。
履歴書や申請書では、年月日がはっきり分かる場合は、元号で書くか西暦で書くかを書式の指示に合わせます。指示がなければ、どちらかに統一して書けば誤解が生じにくくなります。
よくある質問
- 令和元年は西暦何年ですか?
- 2019年です。令和は2019年5月1日に始まり、その年の12月31日までが令和元年です。2019年1月1日から4月30日までは平成31年にあたります。
- 昭和は何年まで続きましたか?
- 昭和64年(1989年)の1月7日までです。昭和元年は1926年12月25日から12月31日までの7日間で、昭和64年は1月1日から7日までの7日間でした。
- 2026年は令和何年ですか?
- 令和8年です(2026 − 2018 = 8)。
- 明治元年は西暦何年ですか?
- 1868年です。ただし、明治という元号に改まったのは旧暦の9月8日(慶応4年9月8日)で、この日以降が明治元年です。旧暦と太陽暦では月日がずれるため、月日まで西暦に直す場合は、暦日換算の資料を確認してください。
- 和暦と西暦、書類にはどちらで書けばよいですか?
- 書式の見本や記入例の指示に従ってください。指示がない場合は、書類全体で表記をそろえるのが無難です。
参考にした資料
- 内閣府「元号について」(元号法・元号を改める政令):https://www.cao.go.jp/others/soumu/gengou/
- e-Gov法令検索「元号法」:https://laws.e-gov.go.jp/law/354AC0000000043
- e-Gov法令検索「元号を改める政令」(平成31年政令第143号):https://laws.e-gov.go.jp/law/431CO0000000143
- e-Gov法令検索「元号を改める政令」(昭和64年政令第1号):https://laws.e-gov.go.jp/law/364CO0000000001
- 国立公文書館「日本のあゆみ」明治45年(1912)7月 大正改元:https://www.archives.go.jp/ayumi/kobetsu/m45_1912_01
- 国立公文書館「日本のあゆみ」大正15年(1926)12月 昭和改元:https://www.archives.go.jp/ayumi/kobetsu/t15_1926_01
- 国立公文書館「日本のあゆみ」明治元年(1868)9月 一世一元の制:https://www.archives.go.jp/ayumi/kobetsu/m01_1868_04
- 参議院法制局「改元とそれに伴う法律改正について」:https://houseikyoku.sangiin.go.jp/column/column104.htm
- 国立天文台 暦Wiki「元号」:https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/CEF2BBCB2FB8B5B9E6
上記は 2026年11月6日 に内容を確認しました。法令・制度は改正されることがあります。
この記事は一般的な解説です。公的な書類の書き方や、年月日の取り扱いは、提出先の指示を優先してください。法令の解釈が問題になる場合は、専門家にご相談ください。